創業に込めた想い
創業者(小山文男)は、ゼネコンに入社後43年間、設計や海洋土木の現場、工事管理の最前線で活動してきました。今でも海の匂いがする現場に立つと、いつも胸の奥が静かに熱くなる感覚があります。
沈埋トンネルという、海底に巨大な構造物を沈めてつなぐ――世界でも限られた技術者しか経験していない仕事に、人生の多くを捧げてきました。
その集大成となったのが、トルコ イスタンブールでの「ボスポラス海峡横断海底トンネル」、通称マルマライプロジェクトと呼ばれた世界最大水深での沈埋トンネルプロジェクトでした。潮流、地震、歴史、文化、政治、あらゆる要素が複雑に絡み合う『トルコ150年の夢』のプロジェクトでした。現場では、計画通りにいかないことばかり。それでも、仲間と知恵を絞り、泥にまみれ、海に向き合い続けた結果、『トルコ150年の夢』を実現しました。
2024年11月、NHK「新プロジェクト✕」 でこの挑戦が取り上げられました。
番組では、極限の環境での判断、文化も言語も異なるチームをまとめるリーダーシップ、
そして「人と人が支えあう現場」の姿が描かれました。
放送後、多くの視聴者から「感動しました」「自分自身のプロジェクト✕に挑戦したい」という声が届き、逆に私自身が励まされました。
不可能と言われたプロジェクトに挑戦したことで、「技術者たちの汗と祈り」、そして「未来をつなぐ意志」により、「技術とは、人の未来をつくる力だ」という思いが、胸の奥で確かな形になりました。
創業に込めた想い
2024年。長年の現場経験を次の世代に渡したい――その想いが強くなり、株式会社建設生産性コンサルティングを立ち上げました。
現場で培った判断力、組織を動かすマネジメント、そして何より「人が育つ現場づくり」の大切さ。さらに、積み重ねてきた技術経営コンサルティングスキルを武器に加え、熱い思いだけではなく論理的な経営コンサルティングスキルにより、“企業の未来をつくる力”を提供することに尽力してまいります。
現在は、建設会社の経営課題の解決として、
- 業務改革(生産性向上・ムダの削減・現場のDX化)
- 企業風土改革(心理的安全性・対話文化の構築)
- リーダーシップを持つ人材育成(現場監督・若手技術者の成長支援)
- 社員へのコーチングや社員のモチベーションを高める講演活動に力を注いでいます。
海の現場で学んだのは、「優れた技術に加え、優れたチームがプロジェクトを成功させる」という真実。だからこそ今は、
“人が育ち、組織が変わり、現場が強くなる”
その仕組みづくりをお客様企業とともに進めています。海底でトンネルをつないできたように、今度は “人と未来” をつなぐ仕事をしていく。それが、創業に込めた想いです。